転職すると保育園は辞める必要がある?退園を回避するコツ5つ

転職すると保育園は辞める必要がある?退園を回避するコツ5つ

「今の職から転職したいけれど、保育園はどうなる?辞めることになる?」「保活をがんばって入園したし、退園になるのは避けたい…」そんなお悩みがある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、保育園を利用しながら転職活動を進めるための「保育園退園を回避するコツ5つ」をご紹介します。保育園問題で転職に踏み出せない方はぜひご覧ください。

目次

転職すると保育園は退園になる?

転職したとしても基本的には退園にはなりませんが、気をつけるべきポイントもあります。まずは「退園になる可能性があるパターン」について解説していきます。

育休中に転職する

認可保育園を利用している場合、育休中に転職すると退園になることがあります。「入園児時に申請している職場に復帰せずに別の会社に転職する」ときの扱いが、自治体によって異なるためです。送迎の時間に影響が出ない、転職前と同じペースで働ける場合は継続利用できることもあるので、まずは自治体に確認してみましょう。

勤務時間が短くなる

子ども1日あたりの保育時間は、保護者が1か月に働く就労時間を基準にして定められています。

・標準時間保育:就労時間が約120時間のフルタイム勤務の場合、最長11時間の保育が受けられる

・短時間保育:就労時間が120時間未満の時短勤務の場合、最長8時間の保育が受けられる

転職によって勤務時間に変化がある場合、退園になったり、預けられる時間に変更が出たりする場合があります。

勤務時間が長くなる

転職により「勤務時間が長くなる」場合も想定する必要があります。残業時間や通勤時間も含めて、延長保育で対応できる範囲なのか、何時まで預かってもらえるかを確認しましょう。通っている保育園のお迎え時間に間に合わない、開園時間内で対応できない場合、退園や転園を検討することになります。

求職期間がある場合注意が必要

一度今の職場を退職し、求職期間ができる場合は注意が必要です。退職したら、まずは自治体の役所で必要書類を提出し、求職期間にあてられる保育園利用の「猶予期間」を確認しましょう。自治体によって猶予期間は異なりますが、1~3ヶ月が目安です。

猶予期間終了日の2週間前までに再就職の証明書を提出しないと、退園になってしまうので気をつけましょう。

転職しても保育園を退園しないためには?5つ

地域にもよるものの、一度退園してしまうと再入園は大変です。0歳児クラス、3歳児クラスでは比較的再入園しやすい傾向にありますが、1~2歳児クラスを希望する場合は空きがない場合も少なくありません。待機児童の数、地域の保育園の数なども考慮する必要が出てきます。転園によって子どもにも負担がかかることを考えると、なるべく今の園のままで転職したいところです。

では、転職しても保育園を退園しないためにはどのような点に気をつけたらいいのでしょうか?5つのポイントをご紹介します。

1.転職先を見つけてから辞める

退園を回避するために一番確実な方法は、転職先を決めてから退職することです。

認可保育園を利用するためには、保護者が働いていることを証明する必要があります。退職してしまうと一度提出した「就労証明書」「就労申告書」が無効になりますが、すぐに次の職場で働き始めれば問題ありません。

求職期間を設けないで次の仕事に移り、かつ勤務時間や勤務形態に大きな違いがなければ、手続きも役所への書類提出のみで済みます。

2.先に退職する場合はスピード転職を目指す

事情があり先に退職する場合は、なるべく早く転職先を見つけることが大切です。求職猶予期間中に転職先を決めないと、どんな事情があっても退園になってしまいます。子どもの転園先も探す必要が出てくるため、転職活動にも差し障りが出るでしょう。隙間時間に興味のある求人票を調べる、選考の申し込みを効率良く入れるなど、スピード感をもって転職活動を進める意識を持つことが大切です。

3.職業訓練校に通って資格を取る

退職後すぐに転職するのではなく、職業訓練校に通って資格を取るのも1つの方法です。職業訓練は「就学」として扱われ、保育園利用の点数に加算されます。職業訓練は8割以上出席できれば問題ないので、保育園からの急な呼び出しや看病などが入っても安心です。細かい制度は地域や保育園によっても異なりますので、自治体に確認してみてくださいね。

4.自営業になる

転職の手段は「別の企業に再就職する」だけではありません。スキルを生かして自営業(フリーランス)として活動する道も検討してみてください。開業届けの提出などの手続きを経て独立すれば、基本的には保育園の利用を継続できますよ。

5.自治体に相談してみる

転職を検討し始めたら、まず自治体の窓口で相談してみましょう。退園になってしまう条件はもちろん、退職してから転職活動する場合は求職猶予期間も先に確認しておくと安心です。

退園せずに転職したいと思ったら

退園を回避しつつ、効率良く転職活動を進めるためには、押さえておきたいポイントがあります。ここでは、退園せずに転職したいと思った場合に取るべきアクションをご紹介します。

事前に自治体にルールを確認する

退園に関する規則は自治体によって異なります。転職しようと思ったら、まずは自治体の役所や保育園に問い合わせましょう。自治体全体のルールであればHPに記載がある場合も多いので、調べてみてください。

転職が決まったあとの手続きの方法も確認しておくのがオススメです。事前に保育園継続のための条件やルールを確認しておけば、安心して転職活動を進められます。

転職エージェントに登録する

転職エージェントに登録し、転職活動のサポートを受けるのもよいでしょう。特に、一度退職し求職期間を設ける場合、スピーディな転職活動が求められます。転職のプロである転職エージェントの力を借りつつ、効率良く転職を進めることで退園を回避できる可能性があります。

キャリアカウンセリングを受けてみる

スピード転職で重要なのは転職の「軸」をもって転職活動をすることです。理想のライフスタイル、自分の強みや今あるスキルを先に棚卸ししておくことで、スムーズに転職活動を進められます。

そうは言っても、1人で自己分析やスキルの棚卸しをやりきるのは時間も労力もかかります。そこでオススメなのが、キャリアカウンセラーに相談することです。国家資格を持つキャリアのプロが、あなたのキャリアのお悩みに寄り添います。本格的に転職活動をスタートする前に、キャリアの方向性を決めておきたい方にオススメです。

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この記事を書いた人

2児ママ× 元国語教員×ライター。私立中高一貫校講師→公立中正規教員→私立高校講師×ライターを経て、2023年フリーランスに転職。持続可能に「好き」を楽しむ生き方を目指して活動している。5歳・3歳兄弟を育児中。趣味は手帳を書くこと、専門は古典文学。

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