17年勤めた会社からの転職!大事にしたのは「組織でも世間でもなく、“自分”を一番に考えること」

17年勤めた会社からの転職! 大事にしたのは「組織でも世間でもなく、“自分”を一番に考えること」

新卒から17年勤めた会社を退職したR.T.さん。きっかけは、働く環境へのもやもやと、リモート勤務の原則廃止だったといいます。

転職活動を始めると同時にミートキャリアのキャリアプログラムを受講し、リモートOKかつ裁量労働制の会社への転職が決まりました。

「キャリアプログラムを受講したからこそ、納得感を持って転職先を決められた」と話すR.T.さんに、転職のきっかけとなった出来事やはじめての転職活動の進め方などを伺いました。

今ならキャリアトレーナーに無料相談もすることができますので、そちらもぜひご活用ください!(記事の最後にも詳細を載せています)

目次

徐々に感じていた会社とのズレ

ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。

40代で、夫と、小学1年生と3歳の子どもの4人家族です。新卒でIT企業に入社し、エンジニアとして17年勤めていました。キャリアプログラムの受講を経て、今月から新しい会社への転職が決まっています。

ーーご転職おめでとうございます!キャリアプログラムを受講される前のお悩みを教えてください。

おもに2つあり、1つは働く環境へのもやもやです。今年の始めに組織体制が変わり新しい上司が着任したのですが、その上司と上手くコミュニケーションが取れなくて。会社の方針と自分の価値観にもズレを感じるようになり、少しずつもやもやが募っていた状態でした。

もう1つは、コロナ禍の影響でリモートメインだった勤務形態が、原則出社に戻ると決まったことです。時短勤務で働いていたものの、前の職場と自宅は往復3時間の距離。毎日出社となると、家庭と仕事の両立が厳しくなるのは明白でした。

それに元々、前職は深夜対応が発生するような勤務時間が不規則な仕事だったんです。こうした理由から子育てをしながらこの会社で働き続けるのは難しいと感じるようになり、転職を決意しました。

30~40代ワーママの自分と合っていた

ーーミートキャリアに申し込んだ経緯を教えてください。

転職しようと決めたものの、はじめての転職活動だったため、第三者の視点から客観的なアドバイスをもらいたいと考えました。そこで、ミートキャリアに申し込もうと思ったんです。

実はミートキャリアのことは数年前にX(旧Twitter)で見かけて知っていました。今回改めてホームページやユーザーインタビューを読んでみると、私のように子育て中の女性の利用者が多いと知り、安心して相談できそうだと感じて。

それに新しい会社なので、「ママだから転職は難しいです」といった、古い価値観を押し付けられることもないだろうと思った点も、ミートキャリアに惹かれた理由の1つです。

最終的には、無料カウンセリングですごく親身に相談に乗っていただいたことが後押しとなり、「ここにお願いしよう」と決めました。

ーー転職活動はどのような流れで進めたのですか?

ミートキャリアに申し込むのと同時に、転職サイトや転職エージェントに登録したり、LinkedInのステータスを「転職活動中」に変更したりしました。するといくつかスカウトをいただいたので、興味があるところに返信して、選考に進んでいきました。

ーーご自身で積極的に転職活動を進めていったのですね。ミートキャリアが役に立った部分はありますか?

特に受けてよかったと感じたのは、自分にフィットする企業規模や企業フェーズ、組織風土や上司タイプを考える「適組織」のワークです。

このワークでは、今働いている組織について、合う部分や合わない部分を洗い出したり、どのようなタイプの上司と一緒に働けば、最大限に自分の価値を発揮できるのかを可視化したりします。

ワークとセッションを通して、現状に対して不満に感じている点や満足している点が可視化され、自分の状況を客観視できたのがよかったと思います。それに、自分にフィットする組織が理解できたため、転職先を選ぶ際の基準が明確になりました。

ーーワークに取り組んだことで、納得感を持って転職先を選べるようになったんですね。

そうですね。私一人では見えていなかった、自分が大事にしている価値観も可視化できました。例えば、これまで私は保守的で安定した組織が自分に合っていると思っていました。でもワークとセッションを通して、挑戦や変革が求められる職場のほうが好きだと気づけたんです。

挑戦自体が嫌なわけではなく、挑戦を強要されるような環境が嫌だったんですよね。裁量を与えてもらえて、自分で挑戦の内容を決められる組織であれば、私は居心地よく働けるのだとわかったのは大きな気づきでした。

納得感を持って転職先を選べた

ーー転職活動の開始から内定まで約1ヶ月ほどだったと伺いました。短期間で内定を獲得できた理由は何だと思いますか?

キャリアプログラムを進めるうちに、自分に合う仕事や環境が明確になり、転職先を選ぶ基準が段々とはっきりしていったことだと思います。

ミートキャリアを受ける前の私は、転職の意思は固まっていたものの、どのような転職先を選べば良いのか定まっていない状況でした。1社経験が長く、比較対象となる企業も知らないので、自分に合う転職先がイメージできなかったんです。

ですので、転職エージェントさんに「まずは20社応募してください」と言われたら、そういうものかと思ってとりあえず必死にたくさん応募したこともあります。でもどれだけ応募しても、選ぶ基準を持っていなければ納得感のある転職先にはたどり着けないんですよね。

転職活動とキャリアプログラムを同時に進めるのは大変な部分もありましたが、ワークやセッションに精一杯取り組んだおかげで、迷いなく効率的に転職活動を進められたと思います。

ーー転職活動の成功には、自分が納得できるかどうかが重要なポイントなのですね。

そうですね。先ほどの適組織のワークもそうですし、自分の特性や価値観を知る「自分らしさの定義」ワークも転職活動の支えになったと感じています。キャリアに関するプログラムというと、これまでも会社でコーチングやリーダー研修などを受けたことはありました。

でも会社が実施するプログラムは、個人ではなく組織にフォーカスしているんですよね。どうすれば組織がより良くなるかに主眼が置かれている。一方でキャリアプログラムは「自分」が中心で、自分はどんな人間なんだろうということをじっくり考えられたのがよかったと思います。

ーー転職先について教えていただけますか。

新しい仕事はエンジニアではあるものの、これまで私が経験してきた業務とは少し異なる領域なんです。覚えることも多く自分にとってチャレンジではありますが、リモートと出社のハイブリット型であることや、裁量労働制で定時が固定されていないことなどに惹かれて入社を決めました。

これもミートキャリアのワークを通して、私には裁量があり挑戦できる環境が合っていると自覚できたからこその選択だと考えています。

キャリアプログラムを検討している方へ

重なりますが、長く組織で働いていると、組織のために全体の利益を優先することを身に刷り込まれている人も多いかと思います。組織ではなく、世間でもなく、自分を一番に考えること。それが一人では難しかったです。

家族にも言いづらいこともあり、こんなこと言ってもいいのかな、わがままではないかな、など自分の中でストッパーがかかってしまうこともありました。ミートキャリアのセッションではどんな部分も否定せずに、自分にとって一番大切なものを見つけられるように、励ましてもらえました。

初めての転職活動は不安でいっぱいでしたが、会社ではなく100%自分の側に立ってくれるプロの存在は、大きな支えになりました。特に自己分析系のセッションはミートキャリアならではだと思うので、個人的にはとてもおすすめします!

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この記事を書いた人

兵庫県在住のフリーライター。夫と6歳&0歳の息子と4人暮らし。神戸大学卒業後、公務員→派遣社員→BPO関連企業のPMを経て現在。キャリアコンサルタント資格や会社員時代の採用業務経験を活かし、人材系企業のオウンドメディア、スタートアップの採用広報などでキャリアをテーマにした記事を多く手掛ける。今年の目標は小1の壁と0歳育児をどちらも楽しむこと。

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