ワーママが知りたい転職戦略|年収アップするための4つの方法を紹介
「年収アップする見込みがなくて、仕事を続けるモチベーションがない」
「年収アップのために転職したいけれど、生活スタイルが変わるのは不安」
このように、転職への第一歩を踏み出せず悩んでいませんか。年収アップは仕事をするうえで重要な要素ですが、それだけにこだわって転職を焦ると後悔しかねません。ワークライフバランスも重視しながら、納得できるキャリアを探していきましょう。
本記事では、女性の平均年収の実態を軸に、転職で後悔しないために考えるべきことを詳しく紹介します。年収アップのための方法にも触れているため、最後まで読んで参考にしてみてください。
転職前に知りたい|ワーママの年収の実態
転職で年収アップを目指す前に、まずは女性の年収の実態を詳しく見ていきましょう。自身の年収と比較してみてください。
女性の平均年収
以下は、厚生労働省が発表した令和5年の賃金構造基本統計調査結果を男女別にまとめたものです。
年齢 | 男性の賃金(千円) | 女性の賃金(千円) |
25~29歳 | 267.8 | 245.8 |
30~34歳 | 302.1 | 259.6 |
35~39歳 | 337.9 | 270.1 |
40~44歳 | 371.8 | 276.8 |
45~49歳 | 396.9 | 281.7 |
50~54歳 | 417.7 | 285.9 |
これを見る限り、男女ともに年齢が上がるにつれて賃金が高くなることがわかります。女性の場合、50~54歳の285.9千円がピークとはなるものの、賃金の上昇具合は男性と比較して緩やかです。
女性の年収の上昇具合は、なぜ年齢によって大きな差がないのか、さらに詳しく深掘りしていきましょう。
雇用形態別の女性の平均年収
以下は、厚生労働省が発表した令和5年の賃金構造基本統計調査結果を雇用形態別にまとめたものです。
年齢 | 正社員の賃金(千円) | 正社員以外の賃金(千円) |
25~29歳 | 252.6 | 206.8 |
30~34歳 | 270.2 | 210.5 |
35~39歳 | 286.4 | 207.6 |
40~44歳 | 296.6 | 207.6 |
45~49歳 | 304.5 | 204.7 |
50~54歳 | 315.2 | 204.4 |
女性全体で見たとき、正社員の賃金が281.8千円に対し、正社員以外の賃金は203.5千円と、開きがあることがわかります。
さらに興味深いのは、年齢による変化です。正社員の場合、経験を積むほど収入が右肩上がりですが、正社員以外では年齢に関係なくほぼ横ばいというのが現実のようです。
転職で年収をアップさせたいワーママは、こちらの記事も参考になります。
転職で後悔しないために考えたい3つのこと
ここでは、転職で後悔しないために考えるべきことを3つ紹介します。よりよい選択をするためには、まずは立ち止まって見直すことが大切です。家庭と仕事のバランスやキャリアの方向性を軸に、考えをまとめてみましょう。
1.生活を充実させるために優先すべきことは何か
転職で後悔しないためには、生活を充実させるために優先すべきことは何かを考えることが大切です。年収アップは仕事をするうえで重要な要素ですが、それがすべてではないはずです。これだけは譲れない、という優先順位を決めれば、価値観に合った選択ができます。
例えば、子どもとの時間を一番大切にしたい方もいるでしょう。キャリアアップのためなら残業もかまわない、と考える方もいるかもしれません。
充実した生活のために何を優先したいかは、人それぞれ違います。後悔のない転職をするために、まずは自分の心と向き合ってみましょう。
2.家事や育児の負担を夫婦で共有しているか
転職を後悔しないためには、家庭内での役割分担を夫婦で話し合うことが大切です。
例えば、転職後に残業が増えたり、土日休みでなくなることは十分にありうることです。そのようなとき、家事や育児の負担が一方にかたよってしまうと、せっかく年収アップできても、充実した生活とはほど遠いものになってしまうでしょう。
転職は、自身のキャリアをよりよいものにするのと同時に、家庭のあり方を見直すチャンスでもあります。ぜひ、夫婦でしっかり話し合う時間を作りましょう。
3.現職の不満理由が明確になっているか
転職を後悔せず、本当の満足を得るためには、現在の不満を明確にすることが大切です。解決したい課題が明確になれば、理想の転職先を選ぶうえで誤った選択をせずにすみます。
例えば、残業が多いという不満があった場合、その根本理由はさまざまです。人手不足が原因であれば転職で解決できるかもしれませんが、自身のスキル不足であれば、そもそもその仕事が向いていない可能性もあります。
不満の根本原因を特定し、それを転職活動に活かせば、新しい環境で充実した日々を送れるでしょう。
転職で年収をアップさせたいワーママは、こちらの記事も参考になります。
ワーママが年収アップのためにできる4つの方法
ここでは、ワーママが年収アップのためにできる4つの方法を紹介します。理想の収入と充実した生活を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.管理職を目指す
年収アップのための方法の1つとして、管理職を目指すことが挙げられます。管理職というと、責任が増えて仕事が大変になることを懸念する方がいるかもしれませんが、部下の育成を通じて自身も成長していけるメリットがあります。
さらに、管理職になると、仕事の裁量権が格段に広がり、自身で仕事の進め方やスケジュールを調整しやすくなります。例えば、子どもの学校行事に合わせて会議の時間を調整することもできるでしょう。
家庭との両立を目指すワーママにとって、自身で調整できる柔軟さは大きな魅力です。
2.副業する
年収アップのための方法として、副業するのもおすすめです。ワーママが挑戦しやすい副業としては、ウェブライターやプログラミング、ハンドメイドなどが挙げられます。
副業の魅力は、自分のペースで収入アップを目指せることです。子育てや家事の合間を縫って仕事ができるため、空いた時間を効率的に使えるメリットがあります。
副業は、慣れるまでは思うように稼げず、自由時間がなくなるため辛く感じることがあるかもしれません。著者の場合、副業を始めて半年ほど経った辺りから、時間の使い方に慣れて理想の収入に近づけるようになりました。
副業は、自身の強みを活かしながら収入アップを目指せる、ワーママにぴったりの選択肢です。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
3.独立する
年収アップを目指すのであれば、独立するのも1つの方法です。
独立することのメリットは、自由度の高さです。専門性を存分に活かし、効率的に働けるため、子育てのスケジュールに合わせて仕事時間を調整したり、在宅で働いたりと、柔軟な働き方が可能になります。
また、クライアントを直接選べるため、自身の価値観に合った仕事に集中できるのも魅力です。やりがいと収入、両方を手に入れられるチャンスといえるでしょう。
リスクや不安定さがあるのはたしかですが、自身のスキルと経験を信じて一歩踏み出せば、思わぬ高みに到達できるかもしれません。
4.転職する
現職での年収アップを見込めない場合、転職することが一番の近道かもしれません。特にベンチャー企業では、年功序列制度を採用している大手企業と違い、能力や実績に見合った報酬が得られるチャンスがあります。
例えば、マーケティングのスキルを持つワーママなら、成長中のベンチャー企業で即戦力として高い年収を提示されることもあるでしょう。経験値を買われて、管理職としてのポジションを打診されることもあるかもしれません。
自身の市場価値を知り、それに見合った環境に身を置けば、年収アップも夢ではないはずです。
転職で年収をアップさせたいワーママは、こちらの記事も参考になります。
収入アップとワークライフバランスの取り方に悩んだらキャリアカウンセリングに相談しよう
本記事では、女性の平均年収の実態を軸に、転職で後悔しないために考えるべきことや、年収アップのための方法などを紹介してきました。
女性は、結婚や出産を機に正社員以外の働き方にシフトする機会が増えるため、全体として年収アップが緩やかな傾向にあります。しかし、年収アップが絶対に無理ということではありません。
年収アップを目指すには、現職で管理職を目指したり、副業で年収を底上げする方法などがあります。スキルに自信がある方は、思い切って独立することでチャンスをつかめるかもしれません。
充実した生活を送るために、収入アップが大切な要素であることは紛れもない事実です。しかし、子育てや家事と両立したい方にとって、収入アップのために転職を目指すのは悩ましい問題なのではないでしょうか。
年収をアップしつつ、ワークライフバランスも大切にしたい方は、ぜひキャリアカウンセリングを活用してみてください。ミートキャリアでは、プロのキャリアコンサルタントが自己分析をサポートするため、理想のキャリアを構築するためのヒントが見つかります。
プロのアドバイスを味方に、ワーママにとってベストな選択肢を探っていきましょう。
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参考:厚生労働省. 令和5年賃金構造基本統計調査. https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2023/index.html, (参照 2024-09-01).