2人目育休中の転職は違反になる?成功のポイントと注意点を徹底解説

「2人目の育休中に転職を考えているけど、問題ないのかな……」
「給付金や保育園はどうなるんだろう」
このように悩む方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、育休中の転職は違法ではありません。しかし、給付金や保育園の継続など、いくつかの重要な検討ポイントがあります。
この記事では、2人目育休中の転職について、法的な観点から実務的な注意点まで、徹底的に解説していきます。
2人目育休中の転職は違法?最新の法制度を解説
育休中の転職は労働者の権利として認められています。2026年2月時点において、以下の点が明確になっています。
- 転職自体は労働者の自由な選択として保護される
- キャリアシフトを理由とする退職でも給付金の返還義務はない
- 育休を利用した転職活動も法的に問題なし
ただし、育児休業給付金については以下の点に注意が必要です。
- 育児休業の当初からすでに退職を予定していた場合、支給対象にならない
- 給付金の支給対象期間中に退職した場合は、退職日までが支給対象
- 満額受給するには、一度復職するか満期まで待つ必要あり
- 新しい職場での給付金受給には別途条件あり
育休中は自分を見つめ直すきっかけにもなり、新たなキャリアを目指す方も少なくありません。
自分のやりたいことが見つかった場合、思い切って一歩を踏み出すのも手段の1つです。
とはいえ、育児休業給付金は現職復帰が条件になることは理解しておきましょう。
2人目の育休中に転職する際の注意点
2人目の育休中に転職する際の注意点を解説します。「転職に失敗した」と後悔しないためにも、ポイントを押さえましょう。
保育園の入園・継続に影響がある
最も慎重に検討すべき点は、保育園関連の問題です。2人目の育休中に転職する場合、保育園の入園や継続に影響を及ぼす可能性があります。
保育園の入園・継続は、就労が前提です。転職した場合、就労証明と勤務先が異なると保育園の入園が取り消されたり、入園審査における優先順位が下がったりするケースがあります。
場合によっては、在籍している第一子が退園しなければならない可能性も出てくるため、注意が必要です。保育園の入園や継続に支障がでないよう、対策しておきましょう。
円満退職は見込めない可能性がある
育休中に企業を辞める場合、人によっては円満退職が見込めない可能性もあります。育休は現職復帰が前提の制度となるため、退職すると「非常識だ」と言われてしまうケースも少なくありません。
人間関係にヒビが入ってしまい、退職に労力を費やす場合もあります。
円満退職したい方は気持ちよく辞められるよう、あらかじめ上司に相談するなど工夫しておくとよいでしょう。
退職後は給付金などが打ち切られる
育休中に退職したタイミングから、本来もらえる予定だった育児休業給付金は受け取れません。退職すると支給対象にならないため、育児休業給付金は実質減ってしまいます。
内定をもらえていない状況で退職してしまうと、転職期間中の収入はない状態です。なお、育児休業給付金を満額受給する方法は、以下の2つです。
- 満額受給して一度復帰する
- 満期のタイミングで退職する
家計を圧迫しないためにも、退職のタイミングは慎重に検討しましょう。
新しい職場での制度は要確認
転職先で働き始める際に、とくに注意が必要なのが各種制度の利用条件です。2人のお子さんがいる場合、様々な制度を活用する機会が増えるため、事前に確認しておきましょう。
まず、時短勤務などの両立支援制度については、入社1年未満の場合、利用できないケースがあります。これは法律で定められた「労使協定」により、企業が適用除外とすることが認められているためです。
同様に、育児に関する各種制度についても、一定期間の勤務実績が必要となる場合があります。
また、有給休暇の付与時期も企業によって異なります。有給休暇は、入社後6ヶ月経過してから付与されるのが一般的です。そのため、この期間中に子どもの急な発熱などで休む必要が出た場合、欠勤扱いとなる可能性があります。
2人のお子さんがいる場合、そうした緊急事態の発生頻度も自然と高くなるので注意が必要です。
入社前に以下の点を確認しておきましょう。
- 時短勤務の適用条件と開始時期
- 有給休暇の付与スケジュール
- 子の看護休暇制度の詳細
- フレックスタイム制度の有無
- テレワークが可能か
入社後すぐは制度が利用できないことを前提に、家族のサポート体制を整えておくなど、代替手段の確保も検討しましょう。また、面接時に働き方について率直に相談し、お互いの認識にズレが生じないようにすることも大切です。
実際に育休中に転職を決断された方のインタビューを以下からお読みいただけます!

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無料で相談してみる →育休中の転職だと面接で伝えるべき?
育休中であることを面接で必ず伝える必要はありません。前述したように、育休中の転職活動は違法にはならないためです。
しかし、年末調整のときに必要になるため、源泉徴収票の提出を転職先に求められたときに明らかになる可能性があります。また、転職後のミスマッチを防げるよう現状を正確に伝えておくほうがおすすめです。
面接時の伝え方のポイント
育休中であることをいつ、どのように伝えるべきか悩む方も多いでしょう。以下のタイミングでの開示を検討してみてください。
- 最終面接時に現状を説明
- 内定後の条件交渉の際に共有
- 入社時期の調整が必要な場合は早めに相談
採用後にトラブルとならないよう、適切なタイミングでの情報共有を心がけましょう。
2人目育休中に転職活動するときのポイント
育休中の転職活動には、子育てとの両立という特有の課題があります。ここでは、スムーズな転職活動のための具体的なポイントをご紹介します。
預け先を確保しておく
転職活動を始める前に、お子さんの預け先を確保しておくことがポイントです。単なる面接対策だけでなく、内定後のスムーズな就業開始につながる重要な要素です。具体的な対策として、以下のような方法を検討しましょう。
- 保育園の空き状況の事前確認
- 実家や義理実家でのバックアップ体制の相談
- ベビーシッターや一時保育施設の利用検討
- 緊急時のサポート体制の構築
特に2人目の場合は、上のお子さんの保育園の継続利用も考慮に入れた計画が必要です。
Web面接で効率的な転職活動を
育休中の転職活動において、面接時の保育問題は大きな悩みの種となるでしょう。とくに対面での面接となると、子どもの預け先を確保する必要があり、それだけで大きなストレスとなってしまいます。そこでおすすめしたいのが、Web面接に対応している企業を候補に入れることです。
Web面接には以下のようなメリットがあります。
- 移動時間がないため、体力的な負担が少ない
- 面接日程の調整がしやすい
- 急な体調不良などにも柔軟に対応可能
ただし、Web面接を円滑に進めるためには、準備も必要です。在宅で保育中の場合は、面接中の子どもの様子を見てくれる人を確保するなど、事前の環境整備をしておきましょう。
面接官への配慮も大切なポイントです。在宅保育中である旨を事前に伝え、万が一の際の対応について相談しておくことで、スムーズな面接進行が期待できます。
両立支援制度の充実度をチェックしよう
子育てしながら働く女性向けの制度が整っている企業を検討するのもおすすめです。企業によってはフレックスタイムやリモートワークなど、子育て世帯が働きやすい環境が整っています。
- フレックスタイム制度
- テレワークの導入状況
- 時短勤務の適用条件
- 子の看護休暇の日数
- 急な欠勤への対応方針
- 育児関連の各種支援制度
2人育児となれば行事や病気などで欠勤が増えるため、働く女性向けの制度が整った職場を選んだほうが働きやすさを感じられます。転職に失敗しないよう、育休中に子育てと仕事を両立しやすい企業の情報をたくさん集めておきましょう。
育休中に転職活動をする前にキャリアを見直すのも重要
育休中の時間は、これまでのキャリアを見つめ直し、今後の方向性を考える貴重な機会となります。特に2人目の育休では、1人目の育児と仕事の両立経験を踏まえて、より具体的なキャリアプランを描くことができます。
転職活動を始める前に、まずは自身のキャリアについてじっくりと振り返ってみましょう。「なぜ転職を考えているのか」「どんな働き方を実現したいのか」といった本質的な問いに向き合うことで、漠然とした不安や迷いが具体的な目標へと変わっていきます。
キャリアの大きな転換期だからこそ、プロのキャリアコーチングを活用するのもおすすめです。ミートキャリアのキャリアコーチングでは、あなたの経験やスキル、価値観を丁寧に紐解きながら、強みを活かせる新しい可能性を探っていきます。
育児との両立を考慮しつつ、未経験の職種やリモートワークなど、新しい働き方の選択肢も視野に入れた転職プランを立てることが可能です。
実際に、ミートキャリアを通じて理想のキャリアを実現された方々の声からも集まっています。ミーキャリマガジンには、ミートキャリアを利用して転職された方のインタビューも多数掲載しています。
キャリアプログラムについて知りたい方はぜひチェックしてみてください。育休という貴重な期間を、より良い働き方への準備期間として有効活用してみませんか?
育児と仕事の両立については、以下の記事も参考にしてみてください。


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