【転職活動に疲れた】転職活動がつらい時の対処方法

【転職活動に疲れた】転職活動がつらい時の対処方法

転職活動を進めているものの「なかなか内定が得られず、疲れた」と感じる方もいるのではないでしょうか。不採用が続くと、自分は必要とされていないのでは、といったネガティブな感情を抱いてしまいます。

モチベーションが下がった場合、十分なパフォーマンスを発揮できず転職活動が長期化し、負の連鎖に陥るため注意が必要です。転職活動疲れを解消するためには、現状を見直してみましょう。

この記事では、6,000人以上のキャリア支援をしてきたミートキャリアが、転職軸の作り方や職務経歴書の書き方などを解説します。

戦略的な転職活動のポイントもまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

転職活動に疲れたと感じる7つの理由

転職活動に疲れたと感じる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。以下に7つの視点から原因となる要素をまとめました。

①求人とのマッチングの難しさ

求人と自分のスキルや志向がマッチするかどうかは、時に難しいものです。なぜなら、多くの場合、転職希望者は自身の経験や能力を活かせる場を探しますが、求人が自身のスキルセットやキャリア目標と一致することは稀です。

また、求人の掲載情報が実際の業務内容や企業文化など自身の期待と異なる場合もあります。そのため適切なポジションを見つけられず、転職活動に疲れたと感じるケースが考えられます。

②不採用による自信喪失

転職活動に疲れたと感じる理由として、不採用による自信喪失が挙げられます。立て続けに不採用通知がくると、精神的なストレスにより疲労が蓄積されてしまうためです。

不採用はモチベーション低下につながり、時間の経過とともに焦りを感じてしまいます。「また不採用通知が届くのでは」という不安から、転職活動への意欲を失ってしまい、長期化してしまう場合も少なくありません。

③面接や試験の緊張

転職活動では面接や試験が不可欠ですが、これに伴う緊張やプレッシャーが辛さを生むこともあります。転職面接や試験では、自身のスキルや経験をアピールし、印象を残す必要があるためです。

時には難しい質問を投げかけられるケースもあり、さらに緊張が増幅します。加えて試験・面接が自身の将来を大きく左右するため、プレッシャーから精神的疲労を感じることもあります。

④応募先企業の不確実性

企業の情報や評判、募集内容の情報が少なかったり、不透明であったりすると、転職後に働く自分のイメージが描けず、判断に悩んで疲れてしまうことがあります。

求職者は企業の安定性や社内文化など多くの要素を考慮して応募しますが、これらの情報は外から完全には見えず、入社しないとわからないことが多いです。

不確実性のある環境では、転職後に期待と異なる状況に直面するリスクも高まります。転職に失敗したくない気持ちから、企業選びに難航する場合があるでしょう。

⑤現職や家庭との調和

転職活動の時間を作れず、疲弊してしまうケースも少なくありません。現職を続けている場合、面接の日程調整のため有休を取ったり早退したりする必要があります。

家庭を持っている女性は、家族の予定を踏まえて転職活動を進めなくてはいけないため、調和がとれずストレスを感じる場合もあるでしょう。

特に子どもが小さい場合は、育児疲れも出てきます。転職活動に思うような時間を割けないことから、疲れたと感じてしまう女性もいます。

⑥転職エージェントとの相性

転職エージェントを利用する場合、エージェントとの相性が合わないと、適切な求人を提案してもらえないことがあります。

良いエージェントは求職者のキャリアや目標を理解したうえで適切な求人を紹介するなどサポートしてくれます。

しかし相性の合わないエージェントの場合、求職者の目標やニーズを理解しないまま求人紹介をするケースがあります。適切なサポートが得られなければ求職者は自力で転職活動を進める必要があるため、疲れたと感じる要因になるでしょう。

⑦履歴書や職務経歴書の作成の手間

アピール力のある履歴書や職務経歴書を作成するのは手間がかかり、また自己分析が必要であるため、ストレスと感じることがあります。

履歴書や職務経歴書は各応募先に合わせてカスタマイズする必要があり、一度きりの作業ではありません。自己分析として自身の強み・弱み、これまでの成果を適切に表現するのは時間や労力を要するため、つらさが増す要因になります。

そのため、履歴書や職務経歴書の作成が必要となる転職活動に疲れを感じてしまうのです。

転職活動がうまくいかない3つのパターン

転職活動がうまくいかないパターンを3つ解説します。転職活動が疲れたと感じる方は、具体的な原因を探してみましょう。

①転職理由が漠然としている

転職したい理由がぼんやりとしていれば、転職活動はうまくいきません。キャリアの方向性が明確になっていないため、面接での受け答えが曖昧になってしまいます。

「なんとなく今の会社が嫌」など漠然とした転職理由の場合、書類審査や面接でも説得力のある回答ができません。明確な目的なく転職活動を進めていると採用担当者に「自社でなくても良いのでは」という印象を与えてしまい、選考から外されてしまいます。

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②転職活動の期間を決めずに進めている

闇雲に転職活動を進めていると、うまくいかない場合があります。ダメだったら次の企業に応募すれば良いと考えていれば、転職活動はどんどん延びてしまうためです。

長期化すると転職活動に疲れを感じてしまい、判断力やモチベーションが低下してしまいます。転職活動をダラダラと続けていくと、焦りやネガティブな気持ちが生じてしまい悪循環です。

うまくいかないと悩む場合は、転職活動から退職までのスケジュールをきちんと立てているか、状況を見直してみましょう。

③自己分析ができていないまま転職活動している

転職活動がうまくいかない理由には、自己分析ができていない点が考えられます。年齢が上がるにつれて即戦力を求められることから、転職の難易度は高くなるためです。

特に30代以降になると、経験や強みを重視される傾向です。自己分析がきちんとできていると軸がブレないため、自分に適した企業を選べるだけでなく、志望動機や自己PRを明確に伝えられます。したがって、自己分析は採用率を高める重要なポイントです。

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転職活動疲れを脱却するための7つのポイント

転職活動疲れを脱却するためのポイントを7つ解説します。満足いくキャリアを見つけるべく、現状を見直したい方は参考にしてください。

①転職の軸をつくる

転職の軸とは「転職でなにを手に入れたいか」を言語化したものです。転職活動で迷いが生じたとき、判断に使えるのがこの軸です。

軸を考えるときは、「働く条件(働き方)」と「やりがい(やりたいこと)」の二点の切り口で考えます。以下を参考にして、両軸で3つほど持っているのがおすすめです。

「働く条件」チェックの・会社の方針「やりがい」チェック
会社の制度給与労働条件支援体制上司との関係達成感があるか周りから承認されているか仕事内容は充実しているかステップアップの充足感はあるか成長実感はあるか

転職を希望される方の多くは、働き方を重視する傾向があります。しかし、「働く条件さえ良ければ仕事内容は何でもいい」という考えは危険です。

実際に仕事をはじめて見ると、やりがいを感じられない、または人間関係が合わないなど、モチベーションの維持や将来の不安を感じる声も耳にします。

リモートワークやフレックス制度など家庭との両立がしやすい働き方を求めることは増えていますが、これらは不満解消の手段の一つに過ぎません。キャリアを考える際には、「好き」や「楽しい」と感じる「やりがい」も重要な軸として考慮することが大切です。

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②ピボット転職の視点をもつ

 過去の経験を軸足にしつつ、新しいキャリアに1歩踏み出して転職を行うことをピボット転職と言います。その方法として「業界を変える」「職種を変える」「企業風土を変える」などがあります。

転職の難易度は、最も簡単な「同業界×同職種」から最も難しい「異業界×異職種」までとされています。

例えば、業界を変えたい場合は職種を同じに保ち、未経験の職種に挑戦する場合は同業界内での転職を検討するのがおすすめです。

ピボット転職の視点を持つと、過去の経験を活かしながら新しい分野にチャレンジすることが可能になります。

③転職エージェントと共同関係になる

転職エージェントは求職者の転職が決まった後、企業からの成果報酬で成り立っています。転職が成功しないと彼らにはお金が入らないことから、転職エージェントと面談し、「転職前提で話が進んでしまった」とモヤモヤするケースもあります。

転職エージェントと共同関係になるためには、エージェントとの初回面談前に自己分析を終わらせて、以下のポイントを明確にしておくのが重要です。

  • 転職で手に入れたいもの(MUST/WANT)
  • 過去の仕事を振り返り、やりたくないことと避けたいこと
  • 転職の時期、なぜその期限までに転職したいのか理由

ポイントを明確にし、きちんと自分の意思を伝えると転職エージェントの利用に成功するでしょう。

④伸びている業界を狙う

業界選びの際は、成長が期待できる業界を選ぶのがおすすめです。伸びている業界は、事業拡大で人材を増やしていることが多く、ポジションも今後増える可能性が高いためです。

また、売上拡大により年収アップの可能性も高く、仕事を通じて自らも成長して市場価値を高められる好循環が期待できます。

業界が伸びているかどうかは、以下3つの指標で判断できます。

  1. 市場、シェアが拡大しているかどうか
  2. グローバル展開で事業拡大しているか
  3. 世の中のトレンドにマッチしているか

例えば、DX化の急速な発達に伴い、IT業界は需要が高いといわれています。中長期的なキャリアを見据えて転職活動を進める際は、今後伸びる業界に注目するのもポイントです。

⑤読まれる職務経歴書をつくる

職務経歴書は、自己PRとしてのプレゼン資料であり、求人の業務内容に対応できる自分の経験やスキルを証明するためのものです。採用担当者は毎日多くの職務経歴書を見ています。採用担当者が重視しているのは、募集中のポジションを応募者が遂行できるかどうかです。

そのため、職務経歴書では、募集ポジションに合わせて内容をカスタマイズし、関連する経験やスキルを具体的かつ重点的に記述することが重要です。逆に、関連性の低い経験やスキルは控えめにし、内容に強弱をつけます。

職務経歴書は2ページ程度、多くても3ページ以内にまとめることが望ましいです。職務経歴書を工夫すると、応募先の求める人材像に自己を効果的にアピールできます。

働き方の視野を広げる

働き方の視野を広げると、スムーズに転職活動を進めやすくなります。働き方改革の推進により、勤務スタイルが多様化しているためです。

雇用形態の多様化が進んでおり、正社員だけでなく派遣社員や業務委託など、働き方の選択肢は広がっています。

正社員登用制度がある企業の場合、子どもが小さいうちはパートとして働き、成長したタイミングで正社員として採用してもらうのも手段の1つです。

視野を広げると自分の経験や強みに適した納得いくキャリアを見つけられるため、転職活動でも有利になるでしょう。

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転職活動のタイミングを見直す

採用されず疲れたと感じる場合、転職活動のタイミングを見直してみましょう。不採用が続くとモチベーションが下がってしまい、十分なパフォーマンスを発揮できません。

特に現職やプライベートが忙しいタイミングで転職活動を進めていると、焦りやストレスが生じる元です。気持ちに余裕がないときに転職活動している場合は、1度立ち止まってみると良いでしょう。

色んな人の話を聞いたり転職交流会に参加したりして、視野を広げるのもおすすめです。

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転職活動の疲れは「孤独」がもたらすことも

転職するのは自分であるため、自分の力で転職活動を進める必要があります。しかし、誰にも相談や愚痴を吐き出せない孤独感が転職活動を辛くすることにもなりかねません。

孤独感を和らげるためには、自分と同じように転職活動に関するコミュニティへ参加する、また、キャリアの専門家に助けを求めることも1つの方法です。

転職活動に孤独や不安がある方は、相談できるパートナーを見つけてみましょう。

転職活動のつらさを乗り越えるためにキャリアカウンセラーに頼る

転職活動のつらさを乗り越えたい方は、キャリアカウンセラーに相談してみましょう。ここでは、キャリアカウンセラーの概要を解説します。

キャリアカウンセラーと転職エージェントの違いは?

キャリアカウンセラーは転職に限らないキャリア全般のアドバイスを提供し、相談者は料金を払います。一方で転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、採用時に報酬を得るビジネスモデルです。

求職者へのサービスは無料で、求人紹介や面接対策を提供しますが、契約企業に限定されるため、複数のエージェントを利用する求職者が多いです。

キャリアカウンセラーはキャリア全般に関心がある人、転職エージェントは転職を考えている人に向いています。そのため、転職活動中のつらさはキャリアカウンセラーに相談するのがおすすめです。

どんな支援を受けられるか?

キャリアカウンセリングで受けられる主な支援は、以下の通りです。

  • 個々のキャリアに適した求人紹介
  • 自己分析
  • キャリアプランの作成
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 強みを表現できる自己PRづくりなど

キャリアカウンセリングではヒアリングを通じて、キャリアアップへ向けたアドバイスをしてくれます。

そのため、自分の目指すべきキャリアが明確になっていない時や、キャリアプランが漠然としている時に相談するのがおすすめです。

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今後のキャリアに悩みがある方は、気軽な気持ちで無料カウンセリングを受けてみましょう。自身にとって最適なキャリアプランの見つけ方がわかり、前向きな一歩が踏み出せます。

キャリアカウンセリングは、国家資格キャリアコンサルタント取得者など、転職やキャリアのプロが、対話や質問、ワークなどを通して転職の軸作りを全面的にサポートしてくれます。その他、面接対策、履歴書や職務経歴書の作り方など、キャリア全般のお悩みももちろん相談可能。

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この記事を書いた人

二児の母として育児と仕事の両立に奮闘中。2022年にフリーライターとして独立。現在はwebをメインに多数のメディアで執筆・取材を行う。働くうえで抱える女性ならではの悩みを経験したからこそわかる転職・キャリアに関する情報を発信。

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