子育てしながら正社員で働くのはきつい!現状を打破するキャリアの見直し方を解説

子育てしながら正社員で働くのはきつい!現状を打破するキャリアの見直し方を解説

育休明けに復帰し、多くの女性が子育てしながら正社員で働くのはきついと感じています。現状を変えるためにはどのようにすればよいのか、悩むワーママもいるのではないでしょうか。

子育てと仕事の両立に悩む場合は、一度立ち止まってキャリアを見直すのが大切です。本記事では、子育てしながら正社員で働くのがきついと感じる方向けに、キャリアの見直し方を解説します。

目次

子育てしながら正社員で働くのがきついと感じる理由

子育てしながら正社員がきついと感じる理由には、産前と働き方のギャップが生じるためです。きついと感じる具体例には、以下の点が挙げられます。

  • 子どもの体調不良により欠勤しがち
  • 勤務時間が短いのに仕事量が多い
  • 自宅が散らかっていて汚い
  • 自分の時間がない
  • 朝から晩まで時間に追われている

育児をしているうえでは仕方ないにせよ、自分が要因でない理由から思うような働き方ができないことがきついと感じる理由です。仕事と育児の両立ができず、次第に正社員で働くのにストレスを感じてしまいます。

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子育てしながら正社員で働く女性の割合

厚生労働省の調査によると、約8割の女性が第一子出産後に正社員として働いていることがわかりました。育児休業による継続就業が進んでいるため、出産後継続就業率が高いと考えられます。

引用:厚生労働省|今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会(第8回)

一方、正社員として働いている女性は増えているものの、25~29歳がピークとされている傾向です。子育て世代となる30歳以降は、アルバイトやパートなど非正規雇用で働く割合が増加しています。

引用:厚生労働省|今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会(第8回)

したがって、子育てがきっかけでキャリアシフトしている女性も一定数存在すると考えてよいでしょう。

「きつい」を打破するワーママの工夫3選

正社員と育児の両立ができるようワーママの工夫を3つ紹介します。負担を減らせるよう、参考にしてみてください。

1.パートナーに本音を伝える

仕事や子育てに対する本音をパートナーに伝えてみるのが有効です。仕事と子育ての両立の難しさを伝えることで、家事分担の見直しがされるケースもあります。

総務省統計局の調査によると、6歳未満の子どもを持つ共働き世帯の家事関連時間の推移は下表の通りです。

(時間・分)

家事2.370.34
介護・看護0.030.01
育児3.241.03
買い物0.290.17

引用:総務省統計局|我が国における家事関連時間の男女の差~生活時間からみたジェンダーギャップ~

男性の家事関連時間は増えているものの、現状女性のほうが負担は大きい傾向といえます。すべてを1人でこなそうとするときついと感じる場合もあるため、家事や育児、買い物の役割分担について、いま一度見直してみましょう。

2.家事の手抜き方法を覚える

負担を減らせるよう、家事の手抜き方法を覚えるのが大切です。家事まで完璧にこなそうとすると、当然ながら子育てと正社員の両立がきついと感じます。

以下の方法で、家事の手を抜くのもおすすめです。

  • 食材宅配サービスを活用する
  • ミールキットなどを使う
  • 家事代行サービスを利用する
  • 便利家電を導入する

家事の負担を減らすことで自宅でのストレスが緩和されるため、便利アイテムを有効活用しましょう。

3.一人時間を作る

パートナーや実母などに子どもをお願いして、一人で過ごす時間を作ると気分転換になります。正社員で働く女性の多くは自分の時間がなく、常に家族と一緒に過ごしている傾向です。

1人時間の確保により、モチベーションアップにつながります。おしゃれなカフェや岩盤浴など、子どもを連れて行きにくい場所へ1人で行くのも有意義な時間を過ごすコツです。

1人の時間を月に数回作れるよう、パートナーや実母に協力を求めてみましょう。

正社員だけではない!キャリアを見直す方法

ここでは、キャリアを見直す方法を3つ紹介します。現状を変えたい方は、さっそく見ていきましょう。

上司に働き方を相談する

勤務時間や業務内容にきついと感じる場合、上司に相談してみましょう。相談により、業務量や勤務時間を見直してくれる可能性があります。

現職で正社員として仕事を続けたい場合は、制度や福利厚生を確認するのも一つの方法です。令和6年5月に育児・介護休業法及び次世代育成支援対策推進法が改正され、企業は子の年齢に応じた柔軟な働き方を実現するための措置の拡充が必要になります。

3歳以上小学校就学前の子を養育する労働者に対し、テレワークや始業時刻などの変更が義務付けられました。

さらに3歳までの子を養育する労働者には、テレワークの追加など、育児と仕事が両立できるような制度が追加されます。

ただし、育児・介護休業法及び次世代育成支援対策推進法は令和7年4月1日施行となるため注意しましょう。制度を活用し、働きやすい業務へのシフトを検討するのもおすすめです。

思い切って正社員を手放す

子育てと仕事の両立がきついと感じる場合、思い切って正社員を手放すのも手段の一つです。正社員にこだわらずとも、アルバイトや契約社員などさまざまな雇用形態があります。

子どもが小さいうちはアルバイトやパートなどの非正規雇用で働き、手が離れたタイミングで正社員に戻るのもよいでしょう。

正社員登用制度がある職場もあるため、自分はもちろん家族のライフイベントにあった働き方を見直すのも現状を変える方法となります。

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キャリアカウンセリングを利用する

キャリアを見直す方法として、キャリアカウンセリングを利用するのもおすすめです。

キャリアカウンセリングとは、キャリア形成を支援するために行うカウンセリングをいいます。

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  • 転職か現職か判断したい
  • キャリアプランを立てたい

キャリアカウンセリングの活用により、自分の強みがわかり、キャリアを見直せます。キャリアに関する悩みがあれば、ぜひ相談しましょう。

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共働きで正社員は無理!と感じた場合はミートキャリアに相談!

子育てしながら正社員がきついと感じた場合は、働き方を見直すのも手段の一つです。

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この記事を書いた人

営業事務として働きながら、ハンドメイド作家も兼業するハイブリッドWebライター。8ヶ月の子供を預けて会社員となったのは21歳。それから約20年、今でもフルタイム勤務を継続中。この経験を糧に、女性のキャリアに役立つリアルな情報を届けている。趣味は旦那との鰻屋巡りと海外ドラマ。

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