職務経歴書を書く時、転職が多い人でも採用される3つの秘訣と注意点

転職回数が多いあなた、職務経歴書に悩んでいませんか?転職回数が多いことは、書き方によってチャンスにもなり得ます。

本記事では、転職回数が多い人に向けて、多様な経験を強みに変える職務経歴書の書き方を伝授します。

採用担当者の心を掴む秘訣から、転職回数の多さをポジティブにアピールするテクニックなど、書類選考突破率をグッと上げる方法を詳しくご紹介します。

転職のプロが教える、転職回数が多いキャリアを活かした魅力的な職務経歴書の作り方をぜひチェックしてください。

目次

転職が多い職務経歴書は選考で不利になる?

転職が多い職務経歴書は、書き方によっては選考で不利になる危険性を孕んでいます。なぜなら、職務経歴書に書いている職務経歴が多いと、企業側から見たときに「自社に入社しもすぐに転職してしまうのではないか?」と思われてしまうからです。

企業としては、一度入社した人が戦力になるまで、一定の期間、仕事を教える必要があります。その投資を回収するまえに、つまり入社後に短期で退職になってしまうと、その人材が生む利益よりも、企業側がかけるコストのほうが大きくなる可能性があります。

そのため、転職回数が多い人が職務経歴書を書く場合は、書き方に工夫が必要になるのです。

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転職が多い人の職務経歴書の書き方!3つの秘訣

転職が多い人が職務経歴書を書くときの秘訣を、3つ解説します。

転職が多い人は、時系列ではなく職務内容ごとにまとめた「キャリア式」で書く

転職回数が多い場合、職務経歴書の型としては、「キャリア式」で書くのが推奨されます。なぜならキャリア式であれば、職種などでまとめて記載することができるため、転職回数の多さが目立たなくなるからです。

多くの場合、職務経歴書は「編年体式」という書き方で、入社した企業ごとに時系列で職務経歴を記載します。一方「キャリア式」は、業務内容や職種をひとまとまりにして、それごとに職務経歴を書いていくスタイルを取ります。

そのため、転職回数の多さが目立ちにくくなり、得てきたスキルや実績にフォーカスしやすくなるのです。

身につけてきたスキルや専門性を軸にして書く

転職回数が多い人が、職務経歴書を書く場合に意識したいこととして、スキルや専門性を軸にするというものがあります。転職活動において、採用担当者が採否を判断する基準は、職務経歴の多さだけではなく「その人材がなにができるか」が重要な要素の1つだからです。

「いつ、どの企業で、どのくらい働いたか」ではなく、「いままでのキャリアで、どのようなスキルや専門性を身につけてきたか」を軸にして職務経歴書を作っていくとよいでしょう。

また転職後に早期に職場になじんだり、早い段階で仕事のやり方を習得したりすることもスキルです。転職回数の多い人が職務経歴書を書く際は、入社後の戦力化の早さや、そのために工夫・努力してきたことを1つのスキルとして、記載するのも1つの手でしょう。

転職回数が多い人は、経歴に一貫性を見出す

転職回数が多い人の職務経歴書は、一貫性を見出せるように書くことを意識しましょう。職務経歴に一貫性がないと、「場当たり的に転職を繰り返してきた人」として、ネガティブな印象を持たれかねないからです。

一貫性の例としては、職種や業種、事業領域や企業理念、自己成長のためなどです。一見、バラバラに見えるような職務経歴でも、自分では気づいていない一貫性があるケースも少なくありません。

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転職が多い人が職務経歴書を書くときの注意点3つ

転職回数が多い人が、職務経歴書を書くときに注意すべきことを3つ解説します。

転職理由を聞かれた時を想定し、回答を考えておくこと

キャリア式で職務経歴を書いていたとしても、面接等で転職回数や転職理由を聞かれるケースは少なくありません。そのときに困らないためにも、面接で転職理由を聞かれたときの回答を事前に準備しておきましょう。

人間関係や、実績が出せなかったことなど、ネガティブな転職理由をそのまま伝えると、選考に悪影響を与えかねません。もちろん虚偽の回答はNGですが、言い方やフォーカスを当てる点をできるだけポジティブなものに変換するなど、回答を工夫するようにしてください。

転職が多くても、枚数が多すぎるとNG!3枚以内に収める

転職が多いと職務経歴書のボリュームが多くなりがちですが、情報量が多すぎる職務経歴書は採用担当者に悪印象を与えかねません。

ボリュームが多すぎると、採用担当者が目を通すのに時間がかかり生産性の低下を招く可能性があるうえ、自分の魅力も伝わりにくいからです。職務経歴書の枚数は、多くても3枚以内にまとめるようにしてください。

転職が多い人は、必ずプロに添削してもらうこと

転職が多い人は、職務経歴書を作るときに必ず転職やキャリアのプロに添削してもらうようにしましょう。なぜなら、キャリア式の職務経歴書の書き方や、キャリアの一貫性、スキルや強みの抽出は、転職のプロフェッショナルではない自分が単独で行うには限界があるからです。

一般的に企業や採用担当者からみて、転職の多さはネガティブに捉えられることが少なくないのが現状でしょう。

ネガティブに捉えられることをポジティブなものに変換するためには、相応のスキルや専門性が必要です。また転職理由の回答についても、工夫が必要になります。そのため転職が多い人は、職務経歴書を書く前や書いた後にも、キャリアのプロに相談しつつ進めていくのが、採用獲得のためには必要になるのです。

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この記事を書いた人

国家資格キャリアコンサルタント。元お笑い芸人。夢を諦め、人材系企業に入社。紆余曲折ありつつも5年ほど支社長として従事し、述べ5000人のキャリア支援の実績あり。
現在は、人事・HR領域の事業を展開している企業で事業企画、新規事業、人事領域の研究などに従事。
その傍ら、個人事業主としてSEOライターや講師業、キャリアコンサルタントなどの活動もし、パラレルキャリアを体現している。

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