元教員にオススメの転職先は?生かせるスキルは?徹底解説します

元教員にオススメの転職先は?生かせるスキルは?徹底解説します

「教員から転職したいけど、難しい?」

「元教員が転職するときにオススメの職種はある?」

元教員からのキャリアチェンジについて、お悩みの方も多いのではないでしょうか?

この記事では、教員から転職するときに生かせるスキルと転職先をまとめています。元教員からの転職のポイントを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。        

目次

元教員が生かせるスキル

元教員が異業種に転職する際にアピールできるスキルには、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは「プレゼンテーションスキル」「指導力」「コミュニケーションスキル」の3点を取り上げます。

プレゼンテーションスキル

日々児童・生徒に対して教室で授業を行う教員は、他の人にわかりやすく物事を説明することが得意な人が多いです。クライアントに対する自社商品のプレゼン、会社内での企画説明など、「誰かに企画・商品の良さを伝える」「わかりやすく内容を説明する」といった場面で生きるスキルです。

指導力

教員の仕事は、子どもに勉強を教えるだけではありません。ルールやマナー、生活指導や部活指導、時には児童・生徒の人間関係についてなど、幅広い意味での「指導」を行う立場にあります。これは後輩や同僚、クライアントに対する「指導力」として、元教員が生かせるスキルの1つであると言えるでしょう。

コミュニケーションスキル

児童・生徒との日常の会話や指導はもちろんのこと、保護者や地域の方と対話したり、学校全体で連携して教育活動を行ったりする機会も多い教員の仕事。人と関わることが好き、という方も多いのではないでしょうか。共感力、説得力、場の空気を読める力など、コミュニケーションに関わるスキルを強みにできる可能性があります。

元教員にオススメの転職先

教員時代に培ったスキルを生かせる転職先には、どんなものがあるのか具体的に知りたい方も多いと思います。例として4つの異業種をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

営業職

わかりやすく、心に響く表現で企画や商品の魅力を伝える力が求められる営業職。児童・生徒に授業をする、話を聞きながら相手に寄り添う業務が多い教員の仕事との共通点は多いのではないでしょうか。授業で鍛えたプレゼンスキルや話術は、営業の現場でも役立つでしょう。

求められる能力が似ている職業なので、持っているスキルや元来の性格を生かして働ける可能性があります。伝える力に自信がある人ならば、即戦力になれるかもしれません。

学校の事務職

学校の中の事務職に転職するのも、1つの選択肢です。

一言で事務職と言っても、教員の給与計算・決算などを担当する「経理事務」もあれば、学校施設の管理や生徒たちのサポートなどをする業務もあります。学校種、公立私立などで担当する範囲や内容も変わりますので、興味のある方はぜひ一度調べてみてください。

教材制作の仕事

教員の仕事をしていると、児童・生徒に向けたワークシートやオリジナル教材を作成する場面もありますよね。教材研究をして、教える内容の背景知識まで深く理解する必要もあります。そういった経験や、教科の専門性を生かせる仕事が「教材制作」です。教育現場での経験を買ってくれる制作会社や出版社も多いので、「元教員」という肩書を大きな強みとしてアピールできる可能性もあります。

教材制作の仕事に携わることで、ITについての知識やデザインスキルなど、新たな技術が身につくメリットもあります。

人材業界

最後にご紹介するのは、人材業界です。転職業界は拡大を続けている成長市場です。お客様の声に耳を傾け、親身になって寄り添い、転職活動をサポートする仕事は、元教員に合っているのではないでしょうか。教育業界と異なり「結果が目に見えてわかりやすい」という点も、モチベーションにつながるポイントです。

元教員が異業種に転職したいと思ったら?

では元教員が異業種に転職したいと思ったら、まずなにから始めたらいいのでしょうか?まず検討すべきことを、3つの選択肢としてまとめました。

転職サイトに登録する

まずはどんな職があるのか見てみたい、やりたい仕事を探したいという場合や、応募したい業界がある程度決まっている場合には転職サイトへの登録がオススメです。

やみくもにあちこちの転職サイトに登録すると情報をさばききれない可能性もあるので、どのサイトに登録するのかは吟味しましょう。

転職エージェントに登録する

一般企業での採用フローは、教員採用のものとは大きく異なります。新卒で教員になった人は、基本的に就活は未経験。業界研究の方法や企業の絞り方、退職のときの手続きまわりなど、トータルでサポートしてもらえる転職エージェントを利用するのも1つの選択肢です。

ただし、転職エージェントはあくまでも転職することが前提のサービスである点には注意してください。キャリアについて悩んでいる、転職すべきかどうか含めて相談したい方は、まずは自己分析やキャリアプランの作成からスタートするとよいでしょう。

キャリアカウンセリングを受けてみる

キャリアのモヤモヤを軽くしたい、転職するかどうかの段階から相談したいという方は、キャリアカウンセリングを受けてみてみるのがオススメです。キャリアカウンセリングでは、キャリアのプロである「キャリアカウンセラー」があなたのお悩みに親身になって寄り添います。
スキルの棚卸しや強みの言語化から伴走してくれるので、「元教員のスキルを生かせる仕事ってなに?」「自分の強みなんてない気がする」と悩んでいる方にぴったりです。

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この記事を書いた人

2児ママ× 元国語教員×ライター。私立中高一貫校講師→公立中正規教員→私立高校講師×ライターを経て、2023年フリーランスに転職。持続可能に「好き」を楽しむ生き方を目指して活動している。5歳・3歳兄弟を育児中。趣味は手帳を書くこと、専門は古典文学。

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