仕事辞めたい!30代で仕事に疲れた人へ。辞める前にやるべき5つのこと
「仕事辞めたいけど30代で転職できるのだろうか」「人間関係にも仕事にも疲れた。辞めて楽になりたい」そんな悩みを抱えながら、疲弊する日々を送っていませんか。収入を減らすのは不安ですし、たとえ疲れる毎日でも無理して頑張るべきかと諦めている人は多いことでしょう。
本記事では、30代の転職について、仕事を辞めたいと思う理由や、仕事を辞めたいと思ったときに考えるべきポイントを解説します。30代で転職を考える人の実態や、辞めたい状況に対処する方法が分かれば、新たなキャリアに向けて前向きな一歩を踏み出せるでしょう。
30代でキャリア選択に失敗したくない人、自分の選択に自信を持ちたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
疲れた!仕事辞めたい!仕事を辞める決断をした30代の転職率
まずは、20代から30代女性の転職率をまとめたものを紹介します。
年代 | 一般職への転職率 | パートへの転職率 |
35~39歳 | 9.9% | 12.3% |
30~34歳 | 9.6% | 27.7% |
25~29歳 | 11.6% | 24.2% |
20~24歳 | 15.5% | 13.3% |
この表からわかるとおり、20代と30代では転職率にほとんど差がなく、30代での転職は決して珍しいことではないと言えます。
またパートへの転職率は20代半ばから30代半ばで大幅な上昇傾向にあります。これは、結婚や出産などのライフスタイルの変化に合わせて、働き方を変えていることを示しています。
もう疲れた⋯30代で仕事を辞めたいと思う5つの理由
30代の女性が仕事を辞めたいと思う理由にはどのようなものがあるのか、具体的な5つを紹介します。
1.思ったように稼げないから仕事辞めたい
思ったように稼げないジレンマから、仕事を辞めたいと思う30代は少なくありません。一般的に、30代は社内でもベテランとして扱われ始める年代です。
しかし、職場によっては昇進や昇格の機会を得るのが難しく、責任だけが増える毎日に疲れてモチベーションが下がる人もいることでしょう。
自分の能力や経験に見合った収入の増加が見込めないと「こんなに頑張っているのに稼げない」との思いが募り、辞めたいと考えるようです。
2.仕事にやりがいを感じられないから仕事辞めたい
前述のとおり、キャリアの中間地点にいる30代にとって、正当に評価されないまま仕事を続けるのはつらいものです。また、一通りの仕事を覚えてしまった30代は、がむしゃらに頑張ってきた20代の頃とちがい、業務への慣れが仕事へのモチベーション低下を引き起こしがちです。
これらのように、理想のキャリアと報酬や仕事内容とのミスマッチが「毎日疲れるだけでやりがいがないな」と感じる原因になってしまうのです。
3.職場の人間関係に悩みがあるから仕事辞めたい
職場の人間関係がうまくいっていないと、仕事を辞めたいと考える人はとても多いです。人間関係の問題は職場での日々の業務を困難にし、ストレスや不満を引き起こします。
たとえば上司からの度重なるハラスメントがあったり、性格的にうまくコミュニケーションが取れない同僚がいたりすると、仕事をこなすことに疲れてしまい、精神的に大きなストレスとなってしまいます。
4.将来が不安から仕事辞めたい
個人的な生活の悩みで将来が不安になり「仕事を辞めたい」と考える人もいます。たとえば残業が多かったり、休日返上で働くなど体力的につらい仕事の場合、年齢を重ねながら働き続けるのに不安を感じる人もいるでしょう。
30代は結婚や出産、人によっては親の介護などライフスタイルが大きく変化する年代です。そのため、将来の自分を想像したときに「今の職場で働き続けるのは疲れてしんどくなりそう」と考えてしまうようです。
5.やりたい仕事があるから仕事辞めたい
30代になると、多くの女性が自身の今後のキャリアを検討し始めます。これまでの経験から得た知識をもとに、真に情熱を感じられる仕事に転職したいと考える過程で「本当にやりたい仕事」に対する欲求が高まることがあるのです。
著者の場合も、仕事以外に本業をしたいと考えるようになった30代に、時短勤務が可能な職場に転職を決めました。
30代で仕事を辞めたいと思ったらやるべきこと5選
仕事を辞めたいと思い、そのときの思い付きで退職や転職に向けて行動してしまうと、後悔することになりかねません。そのまえにやるべきことを3つ解説します。
仕事を辞めたい30代がやるべきこと①上司に相談する
仕事を辞めたいと思ったら、その原因を改善できるか上司に相談してみましょう。もしも辞めたい原因が改善できれば、現職のまま頑張ろうという気持ちが戻ってくる可能性があります。たとえば以下のような検討案があります。
- 異動を申し出る
- 他案件の業務への配置換えを希望する
- 仕事の分量について調整をお願いする
相談内容によっては、具体的な解決策が提案される可能性があり、仕事に疲れる今の状況から抜け出せるかもしれません。
仕事を辞めたい30代がやるべきこと②第三者に相談する
第三者に相談することは、仕事を辞めたいと思ったときの助けになる重要なポイントです。疲れて仕事を辞めたいと感じるとき、大抵は凝り固まった考えでがんじがらめになっているものです。
第三者に相談すれば、自分が見落としているかもしれない選択肢に気づけるかもしれません。
友人や家族、キャリアカウンセラーなどに自分の状況を話してみましょう。
メンタル面で問題を抱えているようであれば、病院やカウンセリングなどの専門家に相談してみるるのもよい方法です。
仕事辞めたい30代がやるべきこと③転職エージェントや転職サイトを利用してみる
仕事に疲れて辞めたいという思いが強いのであれば、思い切って転職を検討しましょう。具体的には、転職サイトや転職エージェントに登録して、実際に転職活動を始めてみることです。
30代は、自身の長期的なキャリアを再考するのによい時期です。特に女性の場合、結婚や出産などライフスタイルの変化も大きいため、理想のキャリアが20代のときと変化するのは、なんら不思議なことではありません。
契約社員や派遣社員などを視野に入れれば、より柔軟な働き方が可能となり、仕事とプライベートのバランスが取れるようになる可能性もあります。疲れも取れて、今よりも毎日が充実するかもしれません。
また、具体的に転職活動をしてみることで、実際に転職ができるかどうか、自分の理想とする職場や条件の求人はあるか、自身の市場価値はどうかなど、目の当たりにすることができます。
もし納得できる転職が実現しそうであれば、実際に選考を受ければ良いですし、逆に実現が難しそうであれば、現在の仕事について却下的に捉え直すきっかけにもなるでしょう。
仕事辞めたい30代がやるべきこと④履歴書・職務経歴書を作ってみる
「仕事辞めたい」「もう疲れた」と思ったら、履歴書・職務経歴書を書いてみると良いでしょう。なぜなら、履歴書や職務経歴書を書くことは、キャリアの棚卸しや、現職で得た実績やスキルを客観的にみられることにつながるからです。
仕事を辞めたいという状況は、様々な理由があると思いますが、得てして狭い視野で物事を捉えている状況でもあります。また30代の転職では、失敗できない年齢に近づいている可能性も高くなるでしょう。
そのため、今後のキャリアや現職での仕事を、視野を広げつつ客観的に捉え、失敗を防止することが必要になります。履歴書や職務経歴書を書くことで、「辞めたいと思っていた仕事も、こんなスキルや実績が積めていたのか」と気づいたり、逆に「まだ転職できるほどのスキルや実績が積めていない」などと、現状をより正確に把握できます。
また「もう疲れたと思っていたけど、この仕事をもう少し続けていれば、状況が打開できるかもしれない」「いまのまま仕事を続けていても、状況を打開できないし、スキルも積めない」ということに気付けるかもしれません。
社会人としてキャリアを積んだ30代は、後悔しないためにも、履歴書や職務経歴書を一度書いてみて、視野を広げつつ客観的に判断できるように心がけましょう。
仕事辞めたい30代がやるべきこと⑤辞めたい原因を書いて整理してみる
仕事を辞めたい30代がやるべきことの1つは、辞めたい原因を紙に書いて整理してみることです。
なぜなら、頭の中だけで考えていても、忘れたり、同じことをぐるぐる考えてしまったりして、整理がしにくいからです。
なぜいま仕事をやめたいと考えているのか、何に対して「疲れた」と感じているのか、など、思いつく限り紙に書き出してみてください。ある程度、書ききったら、今度はそれを客観的に眺め、「転職しないと改善しないもの」「現職でも改善できそうなもの」を分類するとよいでしょう。
「現職でも改善できそうなもの」は、どうすれば改善できるのかを書き出し、「転職しないと改善しないもの」はどのような転職先であれば改善できるのか、を書き出します。
その間にも、思いついたことや、気づいたことはどんどん書き出して、見える化するようにしてください。これらの作業を通じて、仕事を辞めたいと考えている原因や、それに対する対策を整理することができます。
そうやって整理した原因と対策は、仕事を辞めるか否かの判断や、今後のキャリアの方向性をより正確なものにしてくれるでしょう。
30代で転職を成功させる4つのポイント
仕事に疲れて辞めたいと思っても、30代で転職することに不安を抱える人は多いことでしょう。ここでは、30代が転職を成功させるのに重要な4つのポイントを解説します。
30代転職のポイント①転職するのに優先させたいものは何かを考える
30代で転職を成功させたいなら、まずは自分が優先したいことは何かを考えてみましょう。30代の転職は、キャリア以外にプライベートに関する重要な選択が必要となり、単に仕事を変えること以上の重要な意味を持つからです。
「よりキャリアアップできる専門的な仕事がしたい」「子育て中心で疲れない時短勤務がしたい」など人によって理想のキャリアはさまざまです。まずは自分が優先したいものを明確にして、自分が本当に望む将来は何かを探ってみましょう。
30代転職のポイント②経済的に困らないよう計画をたてる
30代で転職を成功させるには、経済的に困らないよう計画をたてることが重要なポイントです。転職活動は予想以上に時間がかかることがあり、その間は安定した収入が途絶える可能性があります。
経済的に不安な状況が続く場合、焦りからその場しのぎの転職になってあとから後悔してしまうかもしれません。
転職前に十分な貯蓄をしたり、働きながら転職活動をしたり、生活費と収入のバランスが変わっても困らないための対策が必要です。
30代転職のポイント③長期的なキャリアプランをたてる
30代で転職を成功させたいなら、長期的なキャリアプランをたてるのは必須の作業です。自分のキャリアが長期的にどのように展開していくかを考えることによって、今後の長い人生をより充実したものに立て直せるからです。
もし疲れた環境から逃れたいという思いだけで転職してしまった場合、転職を繰り返すことになりかねません。今後予想されるライフスタイルの変化を見据えて、自分の望むキャリアは何かを考えてみましょう。
30代転職のポイント④スキルの棚卸しをする
30代の転職は、スキルの棚卸しが成功へつながる重要な鍵となります。スキルの棚卸しをすることで、自分の強みをしっかりと把握でき、どのような職種や業界が自分に合っているかを判断できます。
30代の転職は、即戦力となるスキルが強みとなります。自分の強みが分かれば、それを活かせる仕事を選ぶことで、望むキャリアが見つかるかもしれません。
30代で仕事辞めたいと悩んでいるならキャリアカウンセリングに相談しよう
本記事では、30代の女性が仕事を辞めたいと思う理由や、辞めたいと思ったときにまず考えるべきことなどを解説してきました。30代はライフスタイルの変化に伴い仕事への価値観が変わる時期です。仕事に疲れて辞めたいと思ったときは、あとで後悔しないように周りの方に相談することから始めましょう。
もしも仕事を辞めて新たなキャリアを探そうと思ったら、自己分析でスキルの棚卸しをするのが重要です。「自己分析の方法に自信がない」「より客観的な意見も参考にしたい」と思うなら、ぜひキャリアカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
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