転職と妊娠・出産のベストタイミングは?職場に迷惑をかけないコツも解説

転職と妊娠・出産のベストタイミングは?職場に迷惑をかけないコツも解説

「今の職場にそのまま復帰するのは不安」
「転職してすぐに妊娠したら、迷惑がかかるのではないかと心配」

そんなふうに悩む方も多いのではないでしょうか?この記事では、転職もしたいけれど、妊娠・出産もそろそろ考えたい方がキャリアを見直すポイントをまとめました。転職してから妊娠・出産する場合に気をつけるべきポイントもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

転職したい人の「妊娠のタイミング」とは?

転職を検討している人にとって、ベストな妊娠タイミングとはいつになるのでしょうか?産休・育休制度という切り口から考えてみましょう。

「産休」は転職後でも取得できる

産休の取得に関しては取得条件は原則ありません。
そのため、転職直後であっても取ることができます。

産休の取得要件は以下の通りです。

・出産の6~14週間前
・産後の6週間後以降

産後は女性の希望によって復帰時期を決めることができます。

「育休」は取得できない場合がある

育児休業(育休)は、1歳未満の子どもの養育を目的とした休業制度です。会社へ申し出ることで、子どもが1歳になるまで(最長で2歳まで)取得できます。原則、転職してすぐであっても育休の取得は可能です。

しかし、転職してすぐ妊娠した場合、育休が取得できないケースもあります。「労使協定」という会社と従業員との間で雇用条件などを取り決める協定で「以下のような従業員は育児休業取得の対象外とする」とされている場合は育休を取得できない可能性があります。

・入社1年未満の従業員
・1年以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員
・1週間の所定労働日数が2日以下の従業員

育休が取得できないと、育休中に受け取れる「育児休業給付金」も対象外になるので注意してください。

〇育児休業給付金とは
育休中に支払われる給付金のこと。「休業開始時の賃金日額×支給日数×67%(育休開始から6か月経過後は50%)」の計算式で算出した金額が支給されます。

あくまでも「育休や育児休業給付金によるメリット」を一番に考えるのであれば、転職してから1~2年経ってから妊娠・出産するほうがよいと言えるでしょう。

転職前に妊娠・出産するのもあり

そうは言っても、子どもは授かりものです。年齢によるメリットや家族計画など、さまざまな要因が関わってきますよね。すぐに妊娠・出産をしたいのであれば、現職に就いているあいだに産休・育休を取得し、育休中・育休明けに転職活動をするのも1つの選択肢でしょう。「自分のキャリアでなにを優先させるか」と向き合い、ネクストアクションを検討してみましょう。

転職先での妊娠、できるだけ迷惑にならない方法は?

「転職してから妊娠がわかった」「周りに迷惑をかけてしまう…どうしよう」そんな風にもお悩みの方へ。転職してすぐに妊娠が発覚した場合、大切なのはそのあとの対応です。どのように動けばいいのか、以下にまとめました。

妊娠報告を早めに報告する

妊娠がわかったら、なるべく早く職場に報告しましょう。報告が遅れると、業務の引き継ぎに十分な時間が確保できなくなる可能性があります。また、企業側も、業務内容への配慮や産休、復帰の時期についてなど、要望を受け入れる余裕がなくなることもあるでしょう。

報告内容を準備しておく

妊娠報告にあたって、話す内容を事前に準備しておきましょう。

▼まとめておくとよい内容の例
・出産予定日
・職場への要望(勤務時間、日数、産休取得開始日など)
・産後に職場復帰する意志の有無
・職場復帰の希望時期

育休・産休に関わる情報と自分の希望をまとめておくことで、スムーズに報告を進めることができます。

引き継ぎ準備を早めに始める

妊娠中の心身の調子は人によってそれぞれ。妊娠・出産の経験がある人であっても、第一子のときと第二子のときとで体調が違う場合もあります。また、妊娠中にはさまざまなトラブルが起こる可能性もないとは言えません。

・悪阻がひどく出社できない
・体調が安定せず、業務が思うように進まない
・診断書が出て、病気休暇の取得する
・産休予定日よりも早めに入院する

計画通りに進まない前提で、引き継ぎ業務などの事前準備は早め早めに進めましょう。

復帰後に恩返しするつもりで取り組む

妊娠中や産休・育休のあいだ、復帰後しばらくは「職場に迷惑をかけている……」「申し訳ない」という気持ちが湧いてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、転職してすぐの妊娠は周りの目が気になったり、自身のキャリアのことを考え悲観的になったりする場面もあるでしょう。妊娠中・育児中、いつも通りのペースでは働けない時間が増えるかもしれません。しかしだからこそ、普段の仕事への姿勢で恩返しするつもりで取り組んでみてください。

まずは自身の体とお腹の赤ちゃんの健康を第一にしつつ、周囲への感謝を忘れずに過ごすことが、職場にとってはなによりの心配りになるでしょう。

転職活動中に妊娠がわかったら?
では、転職活動をしているときに妊娠がわかった場合には、どのように対応すればよいのでしょうか?

まずは体調を最優先にしよう

転職エージェントに登録している人は、妊娠したことを伝えておきましょう。原則、妊娠を理由に不採用になることはありません。しかし、妊娠中の候補者を採用する企業は少ないのが現状です。転職の求人を出している企業は即戦力を求めている場合も多いので、難易度はあがるでしょう。

また、妊娠中でも転職活動をする余裕があるかどうかも人それぞれです。まずは体調を最優先に、スケジュールを組みなおしましょう。

転職せずに産休・育休を取る

前述のように、転職して1年間は育休をとれないことも多いです。無理に妊娠中に転職活動を進めるよりは、現職で産休・育休を取ったほうが負担が軽くなる可能性が高いと言えます。産後に仕事への考え方が変わったり、企業に求める条件が変化する人も少なくありません。

一旦、現職で産休・育休を取得しつつキャリアについて考え直すのも、選択肢の1つとして持っておくとよいでしょう。

キャリアカウンセリングを受けてみる

産休・育休期間を利用して、キャリアカウンセリングを受けて今後のライフプランについて考えてみるのもオススメです。キャリアカウンセリングを担当するのは、国家資格をもつキャリアのプロ・キャリアカウンセラー。

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この記事を書いた人

2児ママ× 元国語教員×ライター。私立中高一貫校講師→公立中正規教員→私立高校講師×ライターを経て、2023年フリーランスに転職。持続可能に「好き」を楽しむ生き方を目指して活動している。5歳・3歳兄弟を育児中。趣味は手帳を書くこと、専門は古典文学。

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